[ JGTC第5戦もてぎ ]
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●レースリザルト&ポイントランキング更新しました。
【総括】 まずは一安心という感じでしょうか。 完全に遅れをとっていた昨シーズンでさえ、2勝。 ターボ化したことでエンジンの開発の遅れやシャーシの力不足が囁かれた今シーズン。 はっきり言って、十勝戦までは「今年は1勝もできずに終わるのではないだろうか」と感じていました。正直。
これで少なくとも今シーズンが終わったあとでも、この一勝は消えることはない、大きな一勝だと思います。
もしかしたらもてぎはいけるんじゃないのかなと思ったのは、 GTのもてぎでの合テ。 精力的に周回をこなしていたのはEPSONとHonda0号車。 一時は4番手タイムを出し、なんとかついていけるのではないかという確信はありました。 この時点で「勝つ」ことは想像していませんでしたけどね・・・。
そして8月の鈴鹿1000kmでの1-2フィニッシュ。 これは他のGT500がほとんど参戦しなかったといこともありますが、 それでもトヨタ39号車を押さえての1-2。 流れとしては去年の鈴鹿1000km→もてぎGTと近いものがあるように感じました。
もしかしたらHondaが優勢なのではないかという下馬評のもてぎ予選。 しかし結果はEPSONの6番手が最上位。 「あ〜結局こんなもんなのか」 よい流れから感じていたものは再び落胆へと変わってしまいました。
それからはご存知のとおり、いい意味で裏切った、 EPSONの走り、そして結果。
「ほ〜らだから言ったでしょ」と 予選後の落胆を打ち消して、 都合のよい解釈(藁)をしてしまうのは私だけではないはずですよ。
十勝→GT合テ→鈴鹿1000km→もてぎ予選→もてぎ決勝 と あがったりさがったりはNSXのエンジンの仕上がりだけでなく、 ファンの感情もあがったりさがったりの夏だったというわけです。
で、長くなりましたが、もうちょっと具体的に。 結果として現れたのは噂のバージョン2と呼ばれるエンジンの実力そのものでしょう。 ただ、Honda全車にデリバリされたのにも関わらず結果として差が開いてしまったのはチームの実力差によるところが大きいのでしょうか。
で、勝利の余韻から頭が冷めてちょっと辛口な意見です。 また今回の雨という先の読めない要素がからんできたわけですが もしそれがなければ(たらればはナンセンスですが)今回の勝利は厳しかったのではないでしょうか。 追い上げてきたESSOが2位キープの指示が出たという話もありますし、DLスープラが生き残っていれば話は変わってきたと思いますし。
今シーズンは近年まれに見るドライの少ないシリーズですが、 ぜひドライでの実力を見せて欲しいところです。
狙うはもうひとつのホームコース鈴鹿かなぁ。 (カルソ、追突すんなよ!)
-------------こっから先は余談です-----------
●やはり予想通りDLは強かった。 もしかしたらどっかで一勝すんじゃないか?
●どうしても勝てないM-TEC。 鈴鹿で勝ってチャンピオンを決めるってのもよいですね。
●今回は難しいコンディションでいたるところでパッシングが。 ドライなら90°入り口くらいしか抜けないと思いますが・・・
●RAYBRIGは天気に裏切られた!? 鈴鹿1000kmの流れもあったので、もしあそこで雨が降っていれば・・・
●過去のデータを穿りかえすと・・・ 01年モービル、02年TAKATA、03年無限、04年EPSON NSXもてぎで4連勝。
●最後に一言。 久々の超おもしろいレース。 見に行きたかった・・・_| ̄|○ だって毎年2週目だし、今年はRALLY-JAPANもあるから・・・間違えちゃったよ。。。
今回は長くなりました・・・(汗
2004/09/10(Fri)
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