8月15日 (月)  JR能代駅。

秋田県は能代駅ですがモノクロにて撮影。

以前はカメラを数台持つなんて考えても無かったし、1台でも十分でした、それは始まりでした。

カメラ雑誌に今日使うカメラを何にするか気分によって選ぶ何ていう感じのことが出ていてカッコいいと思った、いつの間にかカメラが増えて何台有るか分からない程に成る。写真家というよりもカメラ愛好家の始まりです、写真を撮るというのはテスト撮影以外には考えられない時代に突入。従って作品という観念は育ってはいませんでした。カメラが面白い時代、作品なんていって苦しむことの無い時代がありました。

能代は今回で2回目ですが高速道路がこの地にまで延びて大分近くなりました、ここから北上して青森に入ることにしました。

能代の空を見詰めて川の辺を歩いて静かな時を過ごす、ここから自分の意に反しても別れ離れになった人や遠くへまるで消えてゆくように見えなくなっていった人々とこの駅を結ぶものは郷愁そしてここは終点でもあり始点でもあった訳です、駅はたくさんあるけれどこの駅はお気に入りの1つになれそうです。

20050815-1.jpg