ハ行

更新日 タイトル 監督 鑑賞者
10/25 8月のメモワール ジョン・アブネット よーこ
心に傷を負って戦争から帰って来た父親(ケビン・コスナー)が息子(イライジャ・ウッド)に争いの無益さを伝えていく話。何気なく借りてきて観たのですがなかなか感動できました。主人公の家族の暖かい関係がよかったです。原題は「The War」で、その名の通り戦争をテーマにした映画です。「何かを守るための戦争がそのもの自体を破壊してしまうことがある」という戦争の持つ矛盾を描いているような気がします。うまく説明できませんが私の好きな雰囲気です。


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1/23 バトルロワイアル 深作欣二 ようこ
言わずと知れた問題作です。中学3年の1クラスが最後のひとりになるまで殺しあうっていうあれです。 原作を以前読んでいたので、どんな風に映画化されているか見てきました。 内容はかなりはしょってあって、面白い部分が削られてたりしていまいちでした。 2時間で38人死ななくてはいけないのでまあしょうがないのかなぁと思いますけど。 普段ホラーを見慣れているので特にショッキングな場面はありませんでした。 けど、中学生はともかく小学生にはあまり見せたくない作品ですね。 やっぱりビートたけしが存在感がありました。 先生役が下手だったら一気につまらない映画になってたでしょう。 あまり期待してなかっただけにそれなりに楽しめる映画でした。


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2/14 HANABI 北野武 ようこ
BROTHERが良かったので、早速レンタルしてきて見てみました。 BROTHERのすぐ後に見たせいか、ちょっと混乱してしまいました。だって、主人公は両方ともたけしだし、他の登場人物もかなりかぶっているんだもん。BROTHERではやくざでしたが今度は刑事です。 仕事で目の前で同僚に死なれた刑事が、末期がんの奥さんと最後の日々を過ごすという話です。 主人公は最後の日々を奥さんと旅行して過ごし、最後には一緒に死のうと決めています。 そのために、タクシーをパトカーに改造して銀行強盗をしたり、邪魔する人は容赦なく殺しちゃったり、 めちゃくちゃなことをするんですが、すごく一途な生き方だなと思います。 BROTHERにも共通することですが、自分の生きかたがはっきりしていて、普通はどっかで妥協しちゃうんだろうけど、それもせずに、 まわりや法律も関係なく生きかたを貫くのってかっこいいと思います。 多分、自分はそんな風には生きられないからそう思うんだろうな。


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11/9 ファイトクラブ デビッド・フィンチャー ようこ
うーん、あんまりおもしろいとは感じなかったです。眠かったせいもあって途中で飽きてしまいました。 だって長いんだもん。けど、映像は普通の映画とは一味違っていておもしろかったような気がします。正直言うと非常に眠い中で見たのでよく覚えてない、、、 「セブン」と同じ監督らしいけどあれもよく分からない映画だったような気が、、、けど、ブラッド・ピットってちょっといっちゃってる役が似合うよね??


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2/14 ファイナル・デスティネーション ジェームズ・ウォン ようこ
予告編を見て面白そうだったので見てきました。 高校の修学旅行でフランスに向かうはずだった主人公でしたが、飛行機が離陸する前に、飛行機が爆発する予感に襲われパニックします。彼につられて7人が飛行機を降りるのですが、本当にその飛行機は爆発してしまったのです。 生き残った7人は一時は助かったのですが、死は7人が生き残ることを許さず、次々と事故で死んでいきます。 彼らは死という運命から逃れることが出来るのだろうかというストーリーです。 いつ、どんな風に死んでしまうのか分からないので、見ているほうもどきどきする。らしいんですが、あんまりどきどきしませんでした。そんなに恐いわけでもないし。 恐がりの人とかが見たらかなりどきどきするんじゃないでしょうか。 最後はちょっとドリフっぽくて一緒に見た人笑いそうになったと言っていました。


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12/13 フェイスオフ ジョン・ウー ようこ
ずっと見てみたいと思っていたんですが、この前テレビで放映していたのでやっと見ることが出来ました。FBIの捜査官とテロリストの顔が入れ替わる話です。潜入操作のために昏睡状態にあるテロリストの顔と自分の顔を入れ替えるんですが、刑務所に潜入している間にテロリストが目覚めてしまい、事実を知っている人を皆殺しにして自分と入れ替わってしまうのです。そこで、刑務所から脱走して、テロリストと対決し、自分の顔を取り戻そうとする話です。入れ替わった後のジョン・トラボルタとニコラス・ケイジの演技がうまいです。アクションもかっこいいし。


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2/14 BROTHER 北野武 ようこ
初めて北野武の作品を見たけれど、すごく気に入りました。カメラワークとか映画の雰囲気とか全てが私好みです。 組長を殺され組を解散して行き場がなくなった日本のやくざが、留学している弟を頼ってアメリカに渡り、 今度はアメリカの組織と対立していくストーリーです。 暴力シーンも多いですが、笑える場面もたくさんあって、あっという間に2時間が経っていました。 日本に残った元の仲間が切腹する場面もあるんですけど、ストーリー上あの場面が必要だったのか疑問です。 アメリカでのストーリーだけに重点を置いた方が良かったような気がします。 けど、最近見た中では一番のお気に入りです。 これから、たけしの今までの作品も見てみようと思ってます。


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11/23 ブラス! マーク・ハーマン ようこ
炭鉱の閉鎖により失業する抗夫たちと、彼らのブラスバンドの話です。派手な演出は無いけれどイギリス映画独特の雰囲気が楽しめました。 失業し、借金をかかえ、妻子にも出て行かれたフィルがピエロのバイトをするんですが、そのユーモラスな格好が一段と悲しみを誘います。 ブラスバンドの話ということでいくつかの曲が演奏されますが、各シーンに合った曲なので余計に感動します。 私は特に一番最後に演奏される「威風堂々」がよかったなぁと思いました。


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12/13 フランダースの犬 ??? ようこ
どうしても世界名作劇場のアニメと比べてしまいました。アニメの印象が強いせいか、2時間でまとめられるとストーリーの展開するテンポが速いのが気になりました。音楽もおなじみの「ららら♪ららら♪♪♪」じゃなかったので(当たり前だけど)残念です。原作やアニメを見て既にイメージが出来ちゃっている映画はがっかりすることが多いですね。映画を見たせいで逆にもう一度アニメの方を見たくなってしまいました。原作も読んでみようかな。「フランダースの犬」は舞台となっているベルギーではあまり知られていないそうです。日本や韓国でだけこんなにも知られているみたいです。世界的に有名な話だと思っていたのでびっくりです。アメリカではネロとパトラッシュが死なない話にしたらしいし、そんな風にストーリーを変えてしまうこと(しかも一番重要なところを)は作者に対して失礼だと思いませんか。ストーリーを変えるくらいだったら放映しない方がましだと思うんですけど、、、


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12/18 ポネット ジャック・ドワイヨン ようこ
事故で母親を亡くした女の子の話です。キリストの復活の話を聞いて、「イエス様は友達のために復活した、ママは友達以上だからきっと復活するはず」と信じて毎日待ちつづけるのです。主役の女の子の4歳とは思えない演技がすばらしかったです。最年少でヴェネチア映画祭の主演女優賞をとったっていうのも納得です。特に、困ったような悩んだような愁いを帯びた表情がとても子供とは思えません。出演してる他の子供たちもかわいかったし、フランス独特の雰囲気がよかったです。ラストはあまり好きではありませんが、テンポがゆっくりなわりには最後までじっくり見ることができました。


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10/24 WHITEOUT 若松節朗 よーこ
雪に閉ざされた山奥にある巨大ダムがテロリストに占拠され、運転員の富樫輝男(織田祐二)がたった1人でテロリスト相手に戦うというストーリー。 やっぱり織田祐二はかっこよかったです。けど、原作の方がもっとおもしろかった。映画では、テロリスト集団がまるで子供向けの番組に出てくるようないかにも「悪の組織」って風でした。 ダムの操作室にあるスクリーンもいかにもって感じでわざとらしかったし。織田祐二好きの人以外は見なくていいと思う。