タイトル | : Re^2: ドナルド.A.マッケンジーの北欧本が駄目なわけ |
記事No | : 1530 |
投稿日 | : 2017/01/07(Sat) 17:54 |
投稿者 | : ぶんきょうく |
> つい最近から趣味で北欧神話を和訳しているのですが…… > Bellows, Henry Adams氏の翻訳は大丈夫なのでしょうか? > > 当方は手元に資料が無く、ウェブで公開されている資料や本をベースにしているのですが(調べている最中にここのサイトを見つけました) > > 何分前提の知識が無く、少々不安になりました。
私宛でしょうか(でなかったらごめんなさいです) Henry Adams Bellows1923年の古エッダの英訳が信頼に足るかというお話でしたら
「翻訳も人によって解釈が違うので、どれが正しくどれが間違っている」
ということは出来ません。
当該英訳は、ぱっと見ではありますが翻訳に際して創意工夫を盛り込んでいるわけでもなく、 解説も邦語訳には無い情報があるので、参照するのは問題ないかと思いますが。
但しオンラインに依存した翻訳は危険かなとも思います(wikipediaも結構間違いが有ったりするので)。
固有名詞の音写(カナ表記)も底本によって綴りが違ったり、英語化されて原型から離れている、ということはよくありますし、 翻訳するに当たってある程度基準になる資料はお手元に置かれた方がよいと思います。
個人的には谷口幸男『エッダ 古代北欧歌謡集』(新潮社)を推します。 (ゲームの資料的に出版された出版物は参考文献のページ以外参考にはなりません)
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