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タイトルサガについて
記事No1592
投稿日: 2017/06/26(Mon) 19:04
投稿者春名翼
2号館のコンテンツについて拝見させていただきました。
特にドイツ文学は自分も学んでいたので興味深かったです。
ジークフリート好きな私としてはいささかハゲネに傾きすぎ…と思いつつ、面白く拝読させていただきました。

タイトルRe: サガについて
記事No1594
投稿日: 2017/06/26(Mon) 21:03
投稿者岡沢 秋
どうもいらっさいましー。

> ジークフリート好きな私としてはいささかハゲネに傾きすぎ…と思いつつ、面白く拝読させていただきました。

写本によってはハゲネが完全悪者なんで、その逆にしてバランスを取った感じですかねー。物語は解釈次第でいくらでも味付けできるんで、「正しくて正しくは無い物語」っていうのはそういうこと。より多くの人が面白いと思った解釈が残っていくんだと思うのですよ。

ニーベルンゲン神話軍の中では、彼がいちばん人間味があって行動も一貫していて、理解しやすいヒーローでした。

タイトルRe^2: サガについて
記事No1595
投稿日: 2017/06/27(Tue) 00:24
投稿者春名翼

> 写本によってはハゲネが完全悪者なんで、その逆にしてバランスを取った感じですかねー。物語は解釈次第でいくらでも味付けできるんで、「正しくて正しくは無い物語」っていうのはそういうこと。より多くの人が面白いと思った解釈が残っていくんだと思うのですよ。
写本Cの訳であるちくま文庫などはその典型ですね>ハゲネ悪役
ちくま版から入った友人はハゲネ怖い!と言っておりました……。
当時の道徳観などが写本の作者にそういった改修をさせたのでしょうか、謎がつきません(個人的な思い入れだったりして)