大型サルの行動と人間の行動とは、
そんなに直線的に繋がってないと思いますよ。
共食いが主流にならないのは、
感染症の危険性や、
過剰な肉食が病気のリスクを高めると言う、
何らかの摂理が働いてるからだと思います。
それ以外に、
人は社会的本能として共感が著しく発達しており、
内側へと入れ子構造になっている
マトリョーシカはそれを表現しています。
生物学だけではなく、心理学やほかの研究に繋がる構造です。
ですので、大型サルの行動は古くて古いだけです。

まあ大型サルとヒトは違うんだ、と主張したい人がいるのは知ってます。
専門家でも。

> 何らかの摂理が働いてるからだと思います。

そう「信じたい」のか「根拠がある」のかで別ですよね。
社会倫理や宗教といった文化的なものが理由なら、本能的な行動は違わない可能性がある。
そして考古学的に共食いの証拠が古代に多数ある点からして
ふわっとした理屈だけで否定するのは難しいと考えています。

ぶっちゃけ人間があまり同種食いをしないのは、マズイってのとコストがかかるってのが大きいと思うんですよね…。