Diary 2006. 1
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1月31日 (火)  家族。

一の瀬までの雪道を散策。

幸せですか!何を信じて、何を頼りに、この現実の重さに言葉は少なくなる思いがします、迷うこと、耐えること、日常、これを当たり前に出来る精神に栄えあれ・・・

忘れられない想い出、微かであっても消えることは無い、思うというよりも感じていたい、手を伸ばせない、記憶の泉に耳をかたむける、雪の白、冬のささやきは心にしみいる。

今回、ビデオキャプチャー機能付のPCを購入したので好きな映画や番組などをDVDにして観ようと考えています、何か心に栄養を付けたいと思いました。

いろいろな意味で栄養になるもの見つけたいと考えています。

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1月30日 (月)  冬木立2。

4×5判のこの質感描写は当分はデジカメでは無理だと思うけれど、現実には時間の問題と考えています、将来仮に中型カメラあおり付き5000万画素なんていうものが現れてプロスタジオに導入できる価格帯になればフィルムを使用するカメラで撮影する人は5%未満になり大手フィルムメーカーは生産終了、どこかの子会社がかろうじてOEM生産、世界シェアー99%なんていうこれは空想ですがそんな時代が近未来には来るかも知れません。

もしかしたら、銀塩写真にとって歴史的に今が一番いい時かも知れません、機材もフィルムも開発尽くされた最高のものがある訳です、5年後10年後どちらか分かりませんが少なくてもそれまでは撮れる訳です、ある面では恵まれているともいえます、昔は一般的には写真(高価な為)を出来なかった訳です、この銀塩フィルムを使用出来た時代は歴史的に70〜80年なんてことになるとしたら、後10年あるかないかであり、今のうちに銀塩で楽しむのも良いかも知れません。

老後は使えなくなったカメラの点検を行い、昔、していた様に空シャッターを切り、退色したフィルムに想いを重ね、この写真は最高の色をしていて、コンテストにも入賞したとかいって、退色しないコダクロームをこれは昔から良い色しないでまいったよとかいっているかも知れません。

何れににても現在はデジタルの時代に突入です、今はデジタルも銀塩もあり歴史的にもその両方を享受できると考えれば、小型カメラはデジカメ、中型以上は銀塩というシナリオを描いてしまうのは私だけでしょうか、とにかくは写真ライフを楽しみたいところです。

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1月29日 (日)  冬木立。

ビデオ編集の仕事が忙しくて撮影に出られない毎日です。

例年この時期は暇なので自分の時間を作れるのですが、今年は大変に忙しいことになっています、PCも2台修理しないとならないのですが延び延びになってしまいました、部品(CPUとメモリー)を外しビデオ編集用を強化、Win2000もHDDフロント交換式にして1台3役にしようとかDVDライターをXPに計2台付け直接ダイレクトコピー出来る仕様に改造とかやることも山積して来ました。

WinXPsp2になってからアドビのソフトが調子よく動かないのが残念です、PCのスペックの割りには反応が今一です、良くなったところは復元ツールでしょうかおかげで再セットアップというのは一度もしないですんでいますのでこれは褒められます。

来月はDVDのコピー作業があるので、Pentium Dを搭載したPCを検討しないと駄目かなとも考えています、とにかく仕事の効率を良くしたいです。

写真は秋ヶ瀬です、ぶらりと行くには手頃なところだと思います、春夏秋冬を撮影してみようと考えています。

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1月28日 (土)  幻の写真。

先日の富士山撮影旅行以前に、3人で初めて行った時の写真です。

ライブラリーに行ったものもあり行方不明でしたが、あの時一緒に見た夕日、4×5判で撮影した写真が見つかりましたので載せてみました。

この当時は写真をしている者としては写真展に出品する、写真コンテストで入賞入選する、写真ライブラリーに写真を預ける、カメラ雑誌に投稿して写真を載せてもらう位にしか発信の方法はなかった時代です、1年に1&2回あるかないか分からないものに夢見ていた時でした、現在感じているような可能性という観念は育ちようが無く、小さな夢でも心を膨らませていた時代ともいえます。

PCの時代に入り写真加工が出来るとフォトショップに走る、当時は夢の箱とも言われました、でもついこないだの話しです。

インターネット何てしないと思っていましたがHP制作にはまる、バーチャル写真展の開催を始める、発信という観念がようやく宿る。

絶対にやらないと思っていたBlogを開始、自分探しと称した、自問自答の中に自身の写真概念を再構築したいという気持ちが膨む、そして現在に至る。

自分の思いや気持ちを言葉にする文章にする、これが結果的には意識になって行くようです、この思考するというところに日常があり写ってくる写真があると考えると、技術論は勿論ですが、自身を探求する好奇心や興味がやがて言葉になり意識となると考えました、こういった環境にどの様にして取り組むことが出来るか一つの答えをだしてゆく方法であると感じています、何れにしてもこれだけが全てでも無い訳です、答えもそれぞれに違う訳です、可能性という観念が宿ったともいえます。

いろいろと試行錯誤しながら自問自答し自分探ししたいと思っています。

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1月27日 (金)  ドラマ。

何があったのでしょうか、こうして朽ち果てるものたちもいる。

思考することで一番悲しいことは可能性を無くした時だと思う、それが自分の心の問題であればいかようにも縫い償うことも出来る、そして時間をかけて暖めることもできる、可能性という糸を手繰り寄せる時、必ず繋がっていることを信じたい自分がいる、友というものは心を受けとめ合うものなのかも知れないと思う。

どの様な視点で物事を理解するのか、いまさら変われることも無いと思いますが、誰の上にも未来はある訳です、その殆んどが生活と仕事なのですが、どう生きたいというものはありたいと思う。

写真家である以前に人であると思う、そのこころざしが写真になると思う、そこに理解してほしい自分がいるのだと思う、それが作品になるのだと思う、これが今の自分なのだと思う。

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1月26日 (木)  残雪に春を想う。

雪が解けてまだらになる、これはこれで良いものだと思いました、手シャッターで撮影、レンズにシャッターが無いので手で露光調整しています。

きょうはヨドバシカメラへ行き4×5判フォルダーを5枚購入しました、フィディリティのフォルダーを使用していたので同じものをと考えたのですがトヨが格安なのでトヨにしました1万円の違いは大きいです。

カラーをクイックローダー用のフィルムで使用しようとも思ったのですが1枚当たりの単価が100円高いので普通のフォルダーを購入ということにしました。

カラー現像はこれまでのモノクロと違い背合わせにする訳にはいかないので35ミリ4本ステンレスタンクに1枚入れ現像予定、発色現像は500ミリリットル当たり15枚と考えていますが現実には10枚でしょうかね、コストパフォーマンスは1枚当たり125円予定です。現像時間は30度C、5分30秒ですがこれを原液1:1もしくは5:3にして7分位に出来ると1枚当たりの現像単価と現像安定性がベストになると考えています。ステンレスタンクに入れた4×5判フィルムを現像液で満たす為には最低800ミリリットル必要であることが分かっています、原液作製単位が500ミリリットルなので2単位必要になるのですがこれだとコストUPになるので原液1:1で可能にしたい訳です、良い結果が出ると良いです、ちなみにクリエイトでの現像価格は@315円でした。

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1月25日 (水)  横たわる。

雪が気になり秋ヶ瀬へ行き、4×5判撮影。

今日から撮影の見直しをすることにしました、基本的には1カット1枚切とします。

単純にいえばフィルム代も現像手間時間も半分になる訳です、同じカットを何枚も撮影しても意味が無いと思うからでした、気持ちが散漫になり偶然の様なものに頼ろうとしてしまい、気が抜けてどこか真剣に見詰める心が見えない為です。

その為には撮影から現像までのプロセスを見直し失敗は許されないのでその方法と改善をします。(光線漏れ及び現像他)

撮影レンズを引き伸ばしレンズにする、動きのあるもの、当然シャッタースピードの高速側を使用する時には従来レンズですが、静物の場合は画質を最優先にする。写真はELニッコール105ミリ、f32手シャッター。(ン〜ガ手シャッター音)

基本的には4×5判モノクロで撮影ですが4×5判ネガカラーも検討に入る、その場合は自家現とする、これまで増感を必要とする時にはカラーネガ現像していて結構簡単に出来ることは分かっていますので検討する。

色に対しての検討も必要と考えます、モノクロだけもないと思いました、基本的には1カット1枚切で同じものをモノクロカラー両方で撮る様なこともしない方向でいます。

デジタルカメラの方は4×5判とは正反対に成るくらいの発想が必要で無駄打ちの中から見つけるくらいの覚悟の方が良いと考えています、フィルムでは出来ない経済性やその場で確認が出来る利便性、感覚表現にしてもチャレンジできるスタイルは可能性としてはフィルム以上な訳ですから、このフィルムという概念を忘れるくらいでないと新たなものは見つからないと考え、ある面では写真概念も忘れるくらいの方が良いと思います、フィルムがデジタルになっただけではそれは便利になっただけです、発想そのものが変われる可能性も秘めていることに気がつくべきだと考えています。

とにかくは写真が面白くなれる様に遊び心を持って頑張るぞ・・・。

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1月24日 (火)  乗鞍方面行き4。

暗室マンをしていた時、会社が神田でしたのでYMCAというところへ絵の勉強に行ったことがありました、リストラ何ていう言葉も聞かない時代でした。

絵は筆で描く訳ですから結局隅々まで観察することになりますが実際にはこの見るということが想像以上に難しいことに気がつくのでした、これは写真でも同じだと考えています、シャッターを切れば写るのが写真ですが、ここに何を写すのかがそれぞれなのだと思います。

当時は写真について何も語ることが無かった自分、語るだけの人生も経験もない、とりとめの無い時間に手探りしていたのかも知れません、今を今にしたものに時の証しがある訳で、ここに写すもの以外にはもう写すものも無い。

ここまで長期に写真をしてくると、これ以外に自身を表現したり見詰めたり出来るものは無くなって来ます、ただ写真は手段であって目的では無いと考えています。

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1月23日 (月)  乗鞍方面行き3。

頂上付近には樹氷が出来ていましたので、感激しました。

最近、富士山はじめこの様な風景写真も凄く撮りたくなって来ています、要するにイメージ写真のネイチャー番でしょうか、こちらの分野も手掛けている人は少ない様に思いますので面白いです。

全般にいえる事はイメージ的にという感覚をつかめないと撮りようがない、消化不良のポンポコリン写真になりそうで冷や冷やもんですが低空飛行でも何とか到達へと最後は念じるようにしています。

考えていてもしょうがないので足を運んでとにかく撮ろうと思います。

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1月22日 (日)  乗鞍方面行き2。

前日の雨とこの日(1/15)の暖かさの為に雪崩が起きていたので、ジーパチ。

4×5判カメラで精密描写と考えました、この画面ですと見えませんが氷柱があったり雪の表情も豊かです、等身大に伸ばして前に立てば写真の中に入って行けると思える様な写真になると考えています。

超精密描写の近接も面白いと思い以前計画していた引き伸ばしレンズを探しました、40ミリ50ミリ63ミリ80ミリ105ミリ150ミリと新品同様のものが出て来ました。企画倒れになってお蔵入りだったレンズです、4×5判のアポタイプで接写すれば良いと思われますが、引き伸ばしレンズの方が焦点移動が少ないのと解像力は抜群ですこれを使用して4×5判カメラで撮影(T-max100)スーパーリアリズムなド迫力というのも良いなと考えています。

近未来での仮想現実の空間、おそらく人間が想像出来る範囲のものは出来ると考えれば、デジタル化というものは人が現実に見ていると同じ空間まで創りだすと思う、そこに至る経過で今こうして4×5判カメラでしていることも追い抜かれるという認識でいます、その時までは頑張りたいものです。

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