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「数多のおそれをぬぐい去れ」感想

孫新刊、ようやく読み終わりました!
というかやっぱり会社最寄の本屋にはビーンズの新刊があまり置かれないらしく、手に入れるのに3件ハシゴでした…なじぇ。
とりあえず感想です。

続き

・今回一番良かったのは太陰かな…
・普段元気な女の子が悄然としてる姿ってのはすごく可愛いです
・騰蛇を克服しようという努力が見えるのは…すごくイイ!
・しかし溝は深まる一方(笑)
・早く立ち直って欲しいな!
・黒装束の方は何度友情出演したら気が済むのでしょうか
・六合が相変わらず過保護で可愛いです
・この百足たちにイジメられて若干疲れ気味のヘタレ具合がたまらない…
・今度の敵はどれなんでしょうね
・十二神将ぽい姿の人、時々出てくる二人組み……安曇?
・十二神将ぽい姿の人は伊勢あたりの神様の誰かなのかなぁ…意外と味方くさい
・斎と益荒は「一族の生き残り」とか「一族に追われて里を出奔した」とかかな…(笑)
・どちから片親の、もしくは両親の不義の子、とかもアリだな…(神の国では許されない存在だとかそういう系)
・さあどれだ!(ハイハイ)
・どうでもいいけど「斎」とかむしろ「斎宮」が出てくるたびに笑ってしまうのは私だけだろうか(笑)
・さて
・朱雀→天一の情の怖さ、て所が今回はキーワードぽいですね
・昌浩→彰子のそれとの比較対象ってことなんだろうし…
・しかし六合→風音の時も引き合いに出されてたよなぁ…
紅蓮→昌浩の時も確か…(何か違うぞ)
・珂神編の「この手は今度こそ離さない」というそれぞれのキャラのユニゾン的心情の表し方は結構好きだったんですが…
・今回は昌浩がつよさとは何かを知る一章になるのかなと思ってたんだけど…違うのかしら
・朱雀の中の感情的な序列で
・天貴が一番、次が晴明、というのを晴明は喜んでるぽいように読めました
・式神が主に重きを置くというのは、半ば本能的なものなのかなと思います
・動物が群れのリーダーを一番に考えるのと同じ感じで…
・しかし朱雀の場合はリーダー以上の存在を得ている
・つまり、本能を凌駕するほどの「感情」というか「情熱」みたいなものを得たというか
・それは、すごく人間くさいことだと思うので
・(人の想いが創りあげた人形のようにただ従うだけ、ではなく)
・(考えたり悩んだり誰かを強く想ったりして導き出された自分の答のもとに動くというか)
・人の感覚に近いそれを神将が得ることを、晴明は喜んでるのかなぁって…
・(式神の人格を尊重するくらいだし…)
・そう考えると青龍が物凄く本能的みたいに聞こえるんだけど!(笑)
でも 青龍って 理性的では無いよね…(言っちゃった!)
・紅蓮→昌浩の感情も、決して昌浩を「主」として考えているわけではないと思うので
・紅蓮もまた「境界」とやらに近い、あるいは向こう側に片足突っ込んだ手合いなのかなと思います
・(いや、両足か…?)
・で、それを踏まえたうえで昌浩はどういう答を自分の中に見出すのか
・その答は昌浩を陰陽師として大成させるものなのか
・その答の重さに耐えられるのか。
・それとも耐えるのではなく、他の解決策を出すのか。
・とか、そういう話になるのかなぁって勝手に想像中。
・………うむ。
・言いたいことが上手く書けないorz
・若干、自分の解釈と違うことを書いてる気がしなくもないんですが…
・もう一度読み直さないと頭に入ってこないな…!

・もとい。

・タイトルの通りだなぁと思ったことがありました
・何って、伏線の多さがorz>数多
・覚えてられるかな、コレ!(笑)
・キャラがずいぶんと増えただけに、それぞれのエピソードがありすぎて…
・加えて、今回の新刊はずいぶんと前章を引きずっているような印象がありました
・もうちょっと珂神編の思い出はサラっと流して、新しい章の導入をもっと入れて欲しかったな!
・だって!先が気になるじゃないか!(笑)
・こう…初めのころって一話完結っていうか、一冊完結ていうか
・たとえ大きな流れがあって話としては次の巻に続いていたとしても
・とりあえずその一冊の中で何かしら「解決」を見られるパターンが多かったので
・謎や問題をポンポンと置かれて、そのまま「待て次号」されると
・物凄く ジリジリする…!(焦)
・もっと…もっと削っていいエピソードがある気がしてならない…
・数巻続くんだろうから、一巻ごとに登場キャラを制限して、とか…
・話しがあっちこっち飛んで、追いかけるのが大変だよう…!
・と、思ったのでした。
・ひとの作品ならなんとでも言えるといういい例ですorz
・とにかくまだ導入部分なんで、次の新刊をジリジリ待ちます
・焦げそうだ…

ついでに文句というか不満というか願望というか

・青龍と天后について…
もっと出演させてやれよ!(笑)
・自分が番外編や文庫以外の本を読んでないせいなのか
・二人の存在感があまりにもウスィーのですが…!!orz
・キャラの登場人数を制限しろとかなんとか言ってしまいましたが
・この二人については、掘り下げしてなさすぎだと…思うのね…
・(登場回数の割りにはってことです)
・青龍は「まだ紅蓮を憎んでるのか、昌浩を認めたんだか認めてないんだか」いまひとつハッキリしない
・青龍自身でもまだ判断がつかない状態だとうなら、そういうエピソードをちゃんと入れてから最前線から退いて欲しかった
・天后に至っては、名前が出てくる割合とキャラ像の弱さが反比例しているようにしか…(笑)
・なんだろう。どっちも「紅蓮と昌浩を憎んでる」のは知ってるんだ
・しかし「それは何故なのか」が、天后なんてほんとハッキリしてなくて
・単に「嫌いだから」としか読めないわけですよ…
・嫌うまでの過程というか、思考回路がどう巡ってそういう結論になったのかとか
・彼らの考えを主張しきる前に登場回数が減ったような
・だから「嫌われたなら挽回すればいい」的考えの昌浩が挽回できる余地もないし
・転校生に辛くあたるクラスの学級委員長と副委員長
・みたいな浅い印象しか残らないんじゃなかろうかと…
・青龍と天后にももうちょっと深い言い分があると思うんですよね…
・つか、そうでなかったらただのイライザ1号2号…(@キャ○ディキャ○ディ)
・惜しいと思います…せっかくの憎まれbut主人公引き立て名脇役になると思うに…

・本音>青龍と紅蓮をもっと絡めてくれ!!(笑)