レンタルで見ました。公開してた時は、「2大スター競演!」の宣伝文句に「どー
せ、面白いわけないや。」
と、見る気持ゼロ、でした。
ストーリーはというと、ブラッドピット扮するチンピラ(?)が、組織の命令で伝説
の拳銃をメキシコに取りに行く
話と、ラスベガスへ向かうジュリアロバーツが、人質に取られて、その誘拐犯とすっ
たもんだする話とが平行
に進んで、最後に再開できて、ぶちゅう〜、みたいな感じです。
ここでのポイントは、「話が平行に進む。」という所です。
そーんなんです。平行して進んでいるだけに、この2人ほとんど、一緒の画面に収
まっていません。
ということは、「競演」というのとは、びみょ〜〜に違いますな。少なくとも、アク
ション映画のヒーロー、ヒロイン
みたいな競演を期待して見たら、まずそこで裏切られる事になりますな。
さて、じゃあ、結局、「どうよ?この映画?」と聞かれれば、「面白かったよ。」か
なあ。
事件に巻き込まれ風のブラピの状況はドタバタしてて、コミカルだし、拳銃にまつわ
る伝説にも興味持てたし、
人質になるジュリアロバーツの話はロードムービー風で飽きなかったし。
さて、じゃあ、結局、「好きなの?この映画?」と聞かれれば、「大嫌い。」かな
あ。
2大スター競演にあたり、ぜったいコケない台本を用意しましたってな感じが、鼻に
ついていただけません。
「コケない台本」のおかげで、「面白い映画」という印象は、獲得できても、「大好
きな映画」の仲間入りは
できないのです。
と、いうわけで、この映画の記憶は永遠にボッシュート行きです。さよなら〜。ア
ディオース。
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