昨日ようやく気象庁の梅雨明け宣言が出されました。梅雨明けがこんなに遅いのも異常ですが、雨の降り方も今年は異常でした。山口県や九州北部のゲリラ的な集中豪雨で多くの人が亡くなり、また館林での竜巻の被害など異常気象といえる現象で被害にあわれた方が多かったように思います。
世の中を見ますと、自公政治の貧困、経済のいびつな発展によって格差社会は益々ひどくなっていくように思います。国会がやっと解散して衆議院選挙が今月の末になりましたが、今度こそ、少しでも国民のための政治が実現して日本がからっとした天気になることに期待しています。
東北、涼しそうですね。いいお天気にも恵まれ羨ましい限りです。
皆さんお元気ですか?ご無沙汰しています。北海道、大雪の遭難事故が取り沙汰されている今、その一週間ほど前に私達も危険な体験をしてしまいました。上高地、焼岳に雨にも関わらず決行してしまい、頂上付近でペンキマーク(○印)を見失ってしまいました。今生きているのは無事に帰れたからなのですが、その時はガスにまかれ、雨と寒さで大変な思いをしました。考えれば、日帰りコースで2,500mくらい雨でも行けると侮っていたんですね…。その大雪の事故はその直後の出来事で身につまされる思いです。これからは天候等よく考えて止める勇気も絶対必要だと悟りました。西野君の装備万端で、やっぱりお神酒をあげて天気と無事を祈らなけらばいけませんね。
写真は焼岳、噴火ドームです。何やこれは…。
ジメジメとした梅雨の鬱としい日が続きます。みなさん元気にしていますか?
現役の人には叱られそうですが、先日、津軽半島に行ってきました。津軽半島の日本海に面した海岸線は思っていた以上に厳しいところでした。小さな漁村が点在してはいますが、冬の厳しさを想像すると、これは大変だなぁと思いました。
そんななかで、とくに目を引いたのは密航、密輸、密漁などの文字です。2〜3年前に津軽の深浦町の海岸に北朝鮮からの脱北者の船が見つけられたということが報道されたことがありました。北津軽の海岸線には密航、密輸等を警戒する立て看板が目立ちました。
津軽半島の最先端の竜飛崎(石川さゆりの津軽海峡冬景色で有名になった)の灯台下にも看板が。
竜飛崎への道はなかなか大変ですが、途中には白神山地の麓には十二湖という自然の豊かなところがあったり、竜飛崎の手前にはシジミで有名な十三湖があったりで変化に富んだ旅ができます。
今後、時間のできたときの旅のリストに載せてみては如何ですか?
映画を劇場へ見に行くのは何十年ぶりでしょうか。ビデオを借りてきていくつかの映画は見ましたが。
さて、この剣岳(点の記)新田次郎著は30年ほども前に読んだ小説です。私もすこしは山に行っていたからでしょう山岳小説はかなり読みました。なかでも、新田次郎のものはほとんど読みました。とくに印象深かったものが、加藤文太郎を描いた「孤高の人」とこの「剣岳(点の記)」です。新田次郎は元富士山の測候所に勤務した経験のある人で山岳小説の分野でもかなりの作品を書いています。
西野君が最近になって、山に惹かれだしているのを見て、山の気象の本や山岳小説なども何冊か提供しましたがこの「剣岳(点の記)」だけは出しませんでした。彼がこれを読んで、剣岳に行こうとなんて考えられたら大変と思ったからです。
それはそれとして、久しぶりに良い映画を見たというのが今の気持ちです。ストーリーはともかく元撮影技師の監督木村大作の作品だけあって、立山連山の雄大な山の描写に圧倒され、またその美しさに感動の涙が出ました。
山歩きの経験のある人、山に憧れをもっている人には必見の映画です。
最近のコンピューターグラフィックなどを駆使したつまらん映画が氾濫している中で、美しい映画をみて満足しています。
- Joyful Note -